トピックス
2016/02/22
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トピックスvol.4
毎年9月1日は防災の日。今年は同じ日に浅間山が噴火したこともあり、近年 にない防災意識の高まりの中、各地でさまざまな行事が行われました。一方、無関心というわけでもないけれど、なんとなく9月1日を過ごしてしまった方も多 かったのでは? そこで、防災の豆知識として“パーテーションの使い方”をお知らせしたいと思います。 |
ベランダ間仕切りパーテーションの使い方
(非常時の避難方法) |
1.パーテー ションって何? |
1. | 集合住宅のベランダには、隣戸との境に“パーテーション”と呼ば れる「間仕切り板」が設置されています。(一般的にアルミ枠にスレート板がはめ込まれています) | |
2. | 非常時にはパーテーションが避難口となります。(玄関から避難で きない場合に使用されます) | |
2.使い方 |
- 避難するには、まずパーテーションの下側のボードを手や足で打ち破ります《こぶしで強く打つ》又は《つま先で強くける》1~2回でヒビが入り→2~3回で割れます。〈上図 による〉
- ボードを人が通れる大きさまで割ったら、そこをくぐり抜けて隣戸へ脱出してください。
= ご 注 意 =
* 脱出まで10~30 秒かかりますが、落ち着いて行動してください。
1回で割れなくても、2回 3回と繰り返してください。
* 隣戸の安全を良く確認してから脱出してください。
* ケガ防止のため、手の甲やつま先をハンカチやスリッパで防護ください。
* 子供の力では打ち破れない場合があります。
3.避難方向 はどっち? |
『ベランダの左右にパーテーションがある場合、
どちらの方向に避難してもよいのですか?』
1. “非常の時は、ここを破って隣戸へ避難できます”と表示されている方向へ避難できます。
(避難する方向に非常口や避難はしごがあります) 〈表示 A〉
2. この表示がない方向には、非常口等がありません。 〈表示 B〉
= ご 注 意 =
* いざという時に戸惑わないよう、確かめておいてください。
4.日常の留 意点は? |
- “ここに物を置かないで下さい”と表示されている場合は、非常時に隣戸から人が避難してきますので、植木鉢や収納庫をパーテーションの前に置かないでください。
- 誤ってボードを割ってしまった場合。
プラスチック板やベニヤ板で補修しますと避難できなくなります。打ち破り可能な無石綿スレート板を使用してください。