トピックス
2016/02/22
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トピックスvol.7
火災等の非常時の避難のため、ボードは容易に破れるよう設計されています。
しかし反対に、台風等の強風で簡単に破壊されては困ります。
この相反する要求にスリム・シリーズはビードレス構造とケイカル板の採用で応えています。
耐風圧(破壊強度)の試験結果 単位:Kg(N)/面
ボード種類→ 試験項目↓ |
5mm厚ケイカル板 | 4mm厚フレキ板 | 5mm厚フレキ板 | 備考 |
上面ボード 0.65m2 |
310 (3038) |
210 (2058) |
350 (3571) |
上端部の反りで 破壊を促進 |
下面ボード 0.74m2 |
350 (3571) |
210 (2058) |
430 (4387) |
四辺固定 |
無固定ボード 0.74m2 |
260 (2653) |
260 (2653) |
270 (2755) |
枠の上にボードを乗せた 無固定状態 |
特性評価 | 13倍 優 | 7倍 可 | 9倍 良 | 割り易さと割れにくさの関係 (耐風圧/曲げ破壊強度) |
評価
- ボードの耐風圧は、はめ込まれるアルミ枠との固定状態によって大きく異なる結果となった。即ち、無固定ボードでは 260~270kgまで 3種類とも大差が見られないが、固定状態が変わると強度差は2倍となった。
- 要因として、ビー ドレス構造のスリム・シリーズ は、アルミ枠とボードが強く噛み合い、5mm厚では反り・曲りの発生を抑えて十分な強度が生じた。一方、4mm厚フレキ板では枠とボードに1mmのギャッ プが生じ強度が低下した。これは、ビードを使用している他社製品でもギャップが生じる可能性が高いので無固定ボード以上の強度は期待できない。
- 「割り易さ」と「割れにくさ」との関係はケイカル板がフレキ板を上回り間仕切り(パーテーション)に最適な性能を示した。これは、ケイカル板の柔軟さが生かされた為と思われる。(ケイカル板はスリム・シリーズの標準仕様ボードです)